雪が降っている夜、黒部宇奈月温泉駅を外から見ると、
天空に突き刺さるような、2本の光の筋が立ち上がっていました。
壁面に沿ってほぼ垂直に、駅名表示が、かなりの光量で照明されているためです。
肉眼では、はっきりと光の矢が見えているのですが、写真に残すのは難しいです。
撮影時は、大粒の霙(みぞれ)が降りしきっているのですが、
カメラを上に向ける必要があるので、ボディーは勿論のこと、レンズに水滴が付きます。
雪の降り方が弱くなったり、トロッコ列車が飛ばないように露出を切り詰めたりすると、
光の筋は目立たなくなり…
天候対策と、HDR撮影などまだまだ研究が必要なようです。